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ホーヴァール・ステューべ・カルテット

2月6日(日)、ノルウェーから来日したホーヴァール・ステューべ・カルテットを東京TUCで聴いた。
オープニング・アクトは新澤健一郎さん(P)と類家心平さん(Tp)のピアノとトランペットのデュオ。
1曲目はケニー・ホイラーの曲で、低音域でサブトーンのような感じで鳴る類家さんのトランペットがホイラーの透明でクールな響きとは趣が違ってオリジナルな感じです。
2曲目は日野さんのアローン・アローン・アンド・アローン。なかなか良いですが、僕はDUB Sextetでの類家さんのプレイを思い描いていたので、ちょっと期待していたサウンドとは違っていて、それがまた面白かったともいえそうです。
一番良かったのは、類家さんのオリジナルでちょっとフリーっぽい感じの曲。これは最高によかった。

そして、休憩を挟んで、2nd setはいよいよホーヴァール・ステューべ・カルテットの登場です。
ホーコン・ミョーセット・ヨハンセンの強靭かつ繊細なドラムとトルビョルン・ゼッターバーグの個性的なベースがつくりだすビートの上で、ホーヴァールのギターとクヌート・リースネスのサックスが絡み合う、ある意味非常にオーソドックスな北欧ジャズ。
ホーヴァールのギターはやや深めのリバーヴをかけた、まさしくジャズ・ギターの王道といった感じの音色で、驚くような早弾きをするのではなく、丁寧なアドリブを繰り広げます。
クヌートはベテランらしい高度なテクニックに裏付けられた素晴らしいプレイを聴かせてくれました。PAなしで朗々と会場に響き渡る音量と美しい音色。
素晴らしい。
テナー、ソプラノ、そしてフルート、どれも最高のプレイであり、このバンドの演奏の安定度をクヌートがぐっと高めていると感じました。
ドラムは最後の曲でのエネルギッシュなソロが圧巻で、全体にパワフルなドラミングが印象的。
そして、僕が一番気に入ったのがベースのトルビョルン・ゼッターバーグ。なんとも個性的です。時々、ギター、サックス、ベースの3人でユニゾンになるところなんか良かったな。繊細で神経質そうだけど、非常に個性的なベーシストだと思った。
クヌートがこのバンドの安定度を高めているのとは反対に、トルビョルンは不安定に引き込む触媒のように感じられました。
勉強不足でこのベーシストのことは知らなかったので、いまからCDなど探してみようと思います。

前回のアリルド・アンデルセンに続いて北欧ジャズの魅力を再認識した1日でした。
次は、大御所のガルバレクやテリエ・リピダルなんかも観たいな。

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マスターDH

Author:マスターDH
マスターDHです。
普段はマーケティングコンサルタントとして働き、週末は中野のジャズダイニングバー「Sweet Rain」で居るだけマスターをしています。ジャズ、プログレ、クラシック、民族音楽と雑食性ですがかなり偏食でもあります。今だに、コニッツのようにアルトを吹くことを夢見ています。

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