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ジャズ・ミュージシャンはプロダクト・アウトであれ!

昔、小室哲也の音楽がブームになった時にまず思ったのは、これは「マーケティングされた音楽だな」ということでした。

若い女性を中心としたリスナーが求める音楽の雰囲気を読み取り、彼女たちに受けそうな音楽を作り上げる。そこに小室哲也の職人芸が注ぎ込まれる。
まさしく、「マーケットイン」の考え方。
マーケティングの世界では、プロダクトアウトではダメだ、マーケットインでなければ!消費者のニーズを知ることが重要だ!と常に言われ続けてきました。

しかし、ミュージシャンにマーケティングは必要なのでしょうか?

音楽の生み出す価値は、魂を揺さぶるような感動であり、最高に楽しい時間であるはずです。
そのような価値を作り出すためには、リスナーのニーズを知ることが重要でしょうか?マーケットインで生み出される感動ってなんでしょうか?
リスナーに迎合する音楽なんて面白くない・・・と僕は思います。

僕は、ミュージシャンは、音楽を生み出す人は、リスナーのニーズなんか知る必要はないと思っています。
ミュージシャンにとっては、自分が欲する音を生み出し、自分が感動する音楽を生み出すことが重要であり、まさにミュージシャンは「プロダクトアウト」であるべきだと思うのです。

そして、その生み出された素晴らしい音楽を多くの人に聴いてもらえるように、そしてミュージシャンや音楽産業全体が利益を得ることができるように、いろんな仕掛けを考えるのがいわゆるレコード会社や音楽事務所の仕事(われわれのようなライヴ・レストランもその端くれ)。
ここでは、マーケティングがとても重要になります。
しかし、ここでマーケティングが不在なのが今の日本の音楽業界ではないでしょうか?
商業主義と最先端のプロモーションはありますが、マーケティングは不在です。

ミュージシャンが素晴らしい音楽を生み出すクリエイターであり、同時に、多くのリスナーに聴いてもらうための様々な仕掛けをつくるマーケッターでもあることを要求されることは、音楽にとって非常に不幸な状況だと感じます。
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プロフィール

マスターDH

Author:マスターDH
マスターDHです。
普段はマーケティングコンサルタントとして働き、週末は中野のジャズダイニングバー「Sweet Rain」で居るだけマスターをしています。ジャズ、プログレ、クラシック、民族音楽と雑食性ですがかなり偏食でもあります。今だに、コニッツのようにアルトを吹くことを夢見ています。

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