スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カート・ローゼンウィンケル (Kurt Rosenwinkel) 新宿ピットイン 3月14日

少し前に新譜紹介に登場した1970年生まれの俊英ギタリストのライブを新宿ピットインで観た。
整理番号が127番だったので覚悟はしていたけれど立ち見です。
観客の平均年齢はかなり若く(20歳代が中心か)、ギター小僧の姿が多く見られた。
こんな子達がスウィートレインにも来てくれたらなーと思っているうちに、会場が暗くなりカート達が登場。
1曲目からいきなりアクセル全開の超早弾きで度肝を抜かれる。一転して2曲目はバラードの「ルディー・マイ・ディア」で、ジョー・パスのような雰囲気でしっとりと歌うギターを披露。そして、3曲目は「インヴィテーション」をラテン・リズムに乗せてモダンなフレージングで華麗に弾く。一部の隙もない完璧なテクニックにただただ脱帽。しかも歌心にも溢れている。
そして、4曲目の、力強いベースのリフで始まるコルトレーン・ナンバーで興奮は最高潮に達した。どこまでもどこまでも続く超高速フレーズに完全にノックダウンされました。しかも、そんな超高速フレーズを弾きながら歌ってるんです。指癖もなく、フレーズはオリジナリティに溢れてるし・・・最高です。ロック系の早弾きギターなんか比べ物にもならないです。パット・マルティーノの早弾きはもっと重たくて真綿で首を絞められるような苦しさがあったが、彼の早弾きは軽やかで華麗。テクニックは完璧でどこにも隙はなし。
パーカー・ナンバーでは、実によく歌うバップ・フレーズを聴かせてくれるし、アンコールのブルース・ナンバーは、ハーブ・エリスのようにブルースしてました。
そして、20分のインターミッションをはさんで、約3時間のライヴはあっという間に終わってしまった。
終演後、後ろのギター小僧からは、「マイク・モレーノより百倍良かったな」とか、「メセニーも負けたな」とか、「あのコルトレーン・ナンバーをあのテンポでやるかー」といったため息が聞こえてきた。
僕の心の中では、ウルフ・ワケニウス、ジョナサン・クライスバーグ、ジェシ・ヴァン・ルーラーに次ぐ、今後のジャズ・ギター界を背負っていくギタリストだと思う。また来日したら絶対に行きます。

カート・ローゼンウィンケル(G)マット・クロエシー(B)ロドニー・グリーン(Ds)
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

マスターDH

Author:マスターDH
マスターDHです。
普段はマーケティングコンサルタントとして働き、週末は中野のジャズダイニングバー「Sweet Rain」で居るだけマスターをしています。ジャズ、プログレ、クラシック、民族音楽と雑食性ですがかなり偏食でもあります。今だに、コニッツのようにアルトを吹くことを夢見ています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。