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かみむら泰一(Sax)・蜂谷真紀(Vo)Duo Live at Sweet Rain

3月7日(水)のライヴは、僕の大好きなサックス奏者、かみむら泰一さんと、Sweet Rain初登場のヴォーカリスト、蜂谷真紀さんのDuoでした。

蜂谷さんのマイクチェックの時の発声で・・・「凄いテクニック」を感じました。
かみむらさんは、エフェクターにパソコン、お馴染みのいろんな打楽器などを子供のようにテーブルの上いっぱいに広げ気合十分です。

1曲目が始まるとすぐに、蜂谷さんの、まさしくOne and Onlyな声に圧倒されました。歌うような、語るような、囁くような、囀るような、呻くような・・・・ヴォーカルと言うよりもヴォイス、声。
機関銃のように繰り出される声の波が店内に飛び散りました。
そして、なんて完璧な音程!リズム!
ぴたっとした音程で、ジャストなタイミングではまります。

ある曲では、「この曲はこっちで歌う方が良いかも」と言って客席に移動して歌い、またある曲では、かみむらさんと二人、客席の長椅子に並んで座り、テーブルをドラムのように叩きながら歌う。
その時のインスピレーションのおもむくままに自由に表現します。
僕は、こういった音楽をフリー・インプロヴィゼーションと呼びたいと思います。
譜面に書かれた曲はあるのですが、その表現はどこまでも自由です。

そして、自由に飛び回る蜂谷さんの声へのレスポンスとして、
余りに広がる蜂谷さんの音に戸惑いながらも、
かみむらさんのソプラノやテナーがいつものように優しい音色で絡みます。

パソコンとエフェクターでノイズを出しながら、そこに蜂谷さんによる日本語の詩が絡む曲では、不思議なほどシューミーさんに似ていました(似ているのが悪いと言うことではありません、不思議だっただけです)。
それにしても、この曲でのノイズと声が絡み合いながら上昇していく緊張感は素晴らしかった。
エレクトリックを使うかみむらさんのプレイは個人的には余り好みではなかったのですが、この曲を聴いて新たな可能性を感じました。

そして、最後にアンコールで演奏されたスタンダードのCome Rain or Come Shineでの見事にブルージーな蜂谷さんの歌は圧巻でした。
ママはビリー・ホリデイを、僕はニーナ・シモンを思い浮かべたのでした。

ライヴが終わってからのお話も実に楽しく、蜂谷さんって天然な音楽バカ(誉めています)なんだなとつくづく感じました(渋谷さんの話、何度思い出しても笑ってしまいます)。

聴きに来ていた常連のお客さんが、かみむらさんと蜂谷さんが帰った後すぐに、「凄くうまいね!」と感心して言いました。
普段はオーソドックスなジャズを聴いているお客さんの耳にも蜂谷さんの素晴らしさが伝わったんだなと嬉しくなりました。
もう一人の常連さんは、「英語の発音が完璧だね」と言っていました。僕には英語の発音を評価するような英語力はありませんが、このお客さんはシカゴ在住で海外経験の長い方なので、その人が感心すると言うことは本物だと思います。

蜂谷さんのピアノ弾き語りでのスタンダード集が聴きたい・・・と強く感じたライヴでした。

さて、次回のかみむらさんの出演は5月9日(水)の「オチコチ」です。メンバーは、かみむら奏一(Ts,SS)、橋本学(Ds)、吉野弘志(B)。
そして次回のかみむら泰一と蜂谷真紀のDuoは6月13日(水)に決まりました。

どちらもご予約・ご来店お待ちしています。
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プロフィール

マスターDH

Author:マスターDH
マスターDHです。
普段はマーケティングコンサルタントとして働き、週末は中野のジャズダイニングバー「Sweet Rain」で居るだけマスターをしています。ジャズ、プログレ、クラシック、民族音楽と雑食性ですがかなり偏食でもあります。今だに、コニッツのようにアルトを吹くことを夢見ています。

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