スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

菊池雅章 『sunrise』

c1c994b2edcb19754a0e0b619dfadb4a[1]


菊池雅章のECMでのファーストアルバム『sunrise』は本物の名盤だ。

ECMの透明で静謐でリリカルな音世界とプーさんの獣のようにプリミティブな音楽世界はマッチしないような気がするので、プーさんとECMの組合せはどんな結果となるのか非常に楽しみにしていた。

1曲目の「ballad 1」で、音数の少ない静的な展開から徐々に音楽の輪郭が現れてくる菊池雅章独特の音世界が展開される。ヒリヒリとするような、口の中が乾ききるような緊張感がサウンド全体から感じられる。
2曲目の抽象的な楽曲での透徹なリリシズム、3曲目でのスリリングなグルーブ感。モーガン・フィッシャーの太く大地のようなベースが素晴らしい。
モチアンの繊細なドラムが時には極彩色に、時には墨絵のように空間を彩る。
特に9曲目の「uptempo」ではモチアンの本領が発揮されていると思う。

3曲目くらいからプーさん独特の押しつぶされたような唸り声が入ってくると、さらに緊張感が高まり・・・スウィングする。
そう、菊池雅章の音楽はスウィングする。それが基本だと思う。
3者の自発的でフリーなインプロビゼーションが強固に絡まり、ひとつの塊となって、身体の芯を揺らすような、魂をグラグラとゆすぶるようなスウィング感を生みだす。

こんな音楽はSweet Rainのようなジャズ喫茶で大音量で浴びるようにして聴きたいものだ(さりげなく宣伝です)

菊池雅章は6月に東京ブルーノートでのライヴが決まっている。
これは・・・観たい!



スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

マスターDH

Author:マスターDH
マスターDHです。
普段はマーケティングコンサルタントとして働き、週末は中野のジャズダイニングバー「Sweet Rain」で居るだけマスターをしています。ジャズ、プログレ、クラシック、民族音楽と雑食性ですがかなり偏食でもあります。今だに、コニッツのようにアルトを吹くことを夢見ています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。