スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ジャズ・ミュージシャンと有効求人倍率

厚生労働省の発表によると、2014年3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.07倍(前月より0.02ポイント上昇)と、16カ月連続で上昇した。
この数値から考えると雇用環境はかなり好転しているようである。
有効求人倍率は求職者1人当たりに何件の求人があったかを示す指標で1.07倍ということは求職者1人に1.07件の求人があるということになる。
有効求人倍率が高いほど求職者の売り手市場となり、基本的には仕事を見つけやすくなる。
しかし、楽に仕事を得ることが出来るかどうかは、地域や業種によって随分と変わってくる。
例えば、愛知県の有効求人倍率は1.55倍、であるが沖縄県は0.63倍であり、沖縄県では仕事に就くのがなかなか大変である。

さて、ジャズ・ミュージシャンは基本的に雇用されてやるものではないので、有効求人倍率といった考えは馴染まないが、あえて考えてみると、「演奏をしてほしい!」という求人数と「演奏をしたい!」という求職者数の比率が「ジャズ・ミュージシャン有効求人倍率」ということになるかもしれない。
私の感覚では、「ジャズ・ミュージシャン有効求人倍率」は圧倒的に低いと思う。
0.1倍くらいであろうか。
つまり、「演奏をしたい!」という求職者1人に対して、「演奏してほしい」という求人は0.1件くらい。10人に9人は仕事を得ることが出来ない。
圧倒的に需給バランスが崩れているように感じる。

そのうえ、「音楽の種類」によるミスマッチが大きい。
「こんな音楽をやってほしい」と「こんな音楽を演奏したい」のミスマッチ。
だから、やりたい音楽をやろうとすると、ますます「ジャズ・ミュージシャン求人倍率」は低くなる。

などと、つまらないことを書いてきたが、このことの大きな責任はジャス・シーンをつくってきたビジネス側(レコード会社、ライブハウス、ジャズ・ジャーナリズム等)にあると思う。
「世界中に1000人しか好む人がいない変てこな音楽」でも、その人たちにうまく届ける仕組みをなんとか作れないものだろうか・・・

多くの素晴らしい音楽が誰にも聞かれることなく空間に虚しく消えていく寂しい状況をなんとかしたいものだ。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

マスターDH

Author:マスターDH
マスターDHです。
普段はマーケティングコンサルタントとして働き、週末は中野のジャズダイニングバー「Sweet Rain」で居るだけマスターをしています。ジャズ、プログレ、クラシック、民族音楽と雑食性ですがかなり偏食でもあります。今だに、コニッツのようにアルトを吹くことを夢見ています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。