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「フレームワークなんか無視しよう」

経営コンサルタントは様々なフレームワークというものを使う。
フレームワークとは、何かを分析しようとする時や、戦略を立てたりする時に利用する「枠組み」のことで、フレームワークを使うことによって誰でも効率的に分析や戦略構築ができるというものである。
例えば、マーケティング分野では、4P分析やSWOT分析といったフレームワークがよく使われる。
SWOT分析とは戦略を考えるために経営環境を分析するフレームワークであり自社の強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、市場の機会(Opportunities)、市場の脅威(Threats)の4つの視点で経営環境を分析すると言うものだ。
4P分析とはマーケティング戦略を分析する時に、商品(Product)、価格(Price)、プロモーション(Promotion)、流通(Place)の4つの視点で分析して戦略を立てると言うものだ。
こういったフレームワークを使うことによって重要な視点を漏らすことなく、効率的に的確な分析や戦略構築ができると言うわけだ。

しかし、私は経営コンサルタントとして仕事をする時は、なるべくこういった既存のフレームワークを無視して、使わないようにしている。

たしかに、こういった先人が生み出したフレームワークを使うことで効率的に漏れなく戦略構築ができるかもしれない。
しかし、フレームワークに示された分析視点や考え方に思考が限定されると言うデメリットもある。
たしかに、マーケティング戦略を、製品戦略、価格戦略、流通戦略、プロモーション戦略という4つの視点でまとめると、とんでもなく出来の悪い戦略資料にはならないだろうが、余りにも当たり前の面白みのないものになってしまう危険性がある。

だから、私はコンサル案件ごとになるべくオリジナルなフレームワークを考え出して使うようにしている。こうしたやり方は効率的ではないが、より高い効果、オリジナルな価値を生むと思っている。
ただし、ゼロから考えるのでは余りに非効率的なので、既存のフレームワークをベースにしながら、いくつかの私独自のフレームワークのパターンをつくってある。それらをコンサル案件ごとにアレンジして使う。
どういったオリジナルなフレームワークのパターンがあるのかは残念ながら書けないが・・・

さて、ジャズのアドリブと言われるものでもフレームワークを使ったアドリブというのは実に退屈なものが多いような気がする。
偉大な先人がつくりだした様々なフレーズをコピーしてそれらをリック(短いフィレーズ)として覚え込み、コード進行に合わせて覚えこんだ様々なリックを組み合わせていく。
例えば、Dm7-G7-CMa7の時はこんなフレーズが使えると言うのを蓄えておき、それらを巧みに組み合わせながらアドリブする。

確かに、こういった基礎固めも重要だと思うけど、プロとしての本当のアドリブはリックからは離れたオリジナルなフレーズにあると思う。ここでどの音を選び出すのか、どのような音の連なりを形成するのか、それらを楽曲の中で一瞬にして考えだし、生み出していくところからクリエイティブなアドリブが生み出されると思うのです。

ただ誤解してはいけないのは、フレームワークを知らなくてもいいのではないということです。
知らなければ無視もできないのだから。

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プロフィール

マスターDH

Author:マスターDH
マスターDHです。
普段はマーケティングコンサルタントとして働き、週末は中野のジャズダイニングバー「Sweet Rain」で居るだけマスターをしています。ジャズ、プログレ、クラシック、民族音楽と雑食性ですがかなり偏食でもあります。今だに、コニッツのようにアルトを吹くことを夢見ています。

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