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「Baroque」大西順子(Verve)

ジャケットの大西順子の写真が強烈です。
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大西順子の「強さ」、この作品の「激しさ」を象徴するような写真です。
(蜷川実花という有名な写真家が撮ったらしいです)

1曲目の大西順子のオリジナル「Tutti」から、エンジン全開で緊張感に満ちています。
超かっこいいです。
途中にピアノソロによるスタンダードが2曲(Stardust、Memories of You)はさまりますが、それ以外は最初から最後まで、攻撃的でハイ・テンションな演奏が続きます。

このアルバムでは、彼女はCharles Mingusをかなり意識しているように感じられ、全体的にMingus的な雰囲気が漂っています。
特にJames Carterがバスクラを吹くときにその雰囲気は強くなります。
Eric Dolphyみたいです。
カッコいいです。

そして、ニューヨークの最前線で活躍する、ひとくせもふたくせもあるミュージシャンを見事に統率する大西順子のパワー。素晴らしいです。

でも、好きかといわれると、どうも「ちょっと違うな」という感じがしてしまいます。
この3管編成によるハードな作品が彼女がやりたかった音楽なんでしょうか?
いや、きっとやりたかった音楽でしょう。

ただ、僕が聴きたかった音楽とはちょっと違うんです。
リスナーの我儘ですが、彼女の復帰作「楽興の時」も、ちょっと考えすぎじゃないかなという感じで余り好みではなかったし、この作品あまり好きではありません。
間違いなくレベルの高い、素晴らしい作品ではあるんですが・・・・

なぜか、「ビレッジ・バンガードの大西順子」をこそこそと取り出して聴いてみたくなるんです。

こういった作品は、今の世代みたいにYou Tubeで一曲ずつ聴くと良いのかもしれないですね。
一曲一曲は確かに素晴らしいし、完成度は高いから・・・

Recorded between March 24-29, 2010

Personnel: 大西順子(p), Nicholas Payton(tp), James Carter(ts, as, b-cl, fl), Wycliffe Gordon(tb), Reginald Veal(b), Rodney Whitaker(b), Herlin Riley(ds), Roland Guerrero(perc)
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プロフィール

マスターDH

Author:マスターDH
マスターDHです。
普段はマーケティングコンサルタントとして働き、週末は中野のジャズダイニングバー「Sweet Rain」で居るだけマスターをしています。ジャズ、プログレ、クラシック、民族音楽と雑食性ですがかなり偏食でもあります。今だに、コニッツのようにアルトを吹くことを夢見ています。

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